御 挨 拶

善き力に囲まれて




西南学院中学校・高等学校

校長 中根 広秋

同窓会会員の皆様におかれましては、平素より本校の歩みをお覚えいただき、さまざまな形でご支援、ご協力をいただき、厚くお礼を申し上げます。

「西南よ、キリストに忠実なれ」-西南学院中学校はこの創立者C.K.ドージャー先生の遺訓を建学の精神とし、隣人に開かれた心を持ち、よりよい社会や世界を作り出すために行動できる心豊かな人の育成を目指して歩み続けてまいりました。
「新教育の理想に燃え、活きた教育・全人教育・自由教育・生活即教育の聖望に生き、自己を殺して若き魂を熱愛せる種蒔く人の愛の労苦と、神のそなえ給いし稀にみる「良き地」の精進努力とは、やがて三〇倍・六〇倍・一〇〇倍の実を結ぶに至るでありましょう。」
これは新制中学校開設後間もなく第2代校長として赴任された伊藤祐之先生が当時記された言葉ですが、先生の言葉の通り、西南学院中学校の教育はたくさんの実を結び、今に至りました。
アフガニスタンの地で隣人に仕え、平和をつくりだすために尽力された故中村哲先生のような方を輩出したことも本校及び中学同窓会の誇りです。

「善き力にわれ囲まれ/守り慰められて/世の悩み共にわかち/新しい日を望もう」。これは近年本校で歌い親しんでいる讃美歌の一節(「新生讃美歌73」)です。この歌詞のように、これからも善き力を信じ、卒業生の皆様との絆を大切にしながら、本校らしい学校づくり、そして人間育成を目指して歩みをすすめていきたいと存じます。

中学同窓会のますますのご発展、会員の皆様のご健勝を心からお祈りいたします。